”耳福”の時!? その2 〜Stax 50th Anniversary〜

「VA - Stax 50th Anniversary Celebration [Box set] 」


 Staxと言えば、Motownと並び幾多のR&B、ソウルの大スターを生み出した名レーベル。1957年の前身レーベル、サテライトの誕生から76年の倒産までの歴史はそのまま伝説に包まれたR&B,ソウルの歴史。


 所属アーティストもOtis Redding、Sam & Dave、Eddie Floyd、Booker T & The MG's、Albert KingIsaac Hayes・・・etc.とまさに「キラ星のような」スターたち。メンフィスという音楽の歴史の中でも重要な都市に拠点を置き、数多くの名作、名曲を輩出した。"R&B"というジャンルにおいてはMotownを遥かにしのぐ重要なレーベルだったのかもしれない。そもそもR&Bといえば、Otis Reddingであり、Aretha Franklinであり、Ray Charlesであり和田アキ子であり弘田三枝子であるわけで、何を言いたいのかよくわからないがそういうわけです(苦笑)



 その重要レーベルStaxが31年ぶりに復活!アトランティックが権利を持たない音源をファンタジーレーベルが買い取り復活にこぎ着けたという。これにはあのジャスティン・ティンバーレイクも一枚噛んでるらしく、なかなかやるじゃないのジャスティン、といったところ。

 
 Staxの50年の歴史を詰め込んだBOXセットはブックレット付きの豪華ハード・カヴァー・パッケージの2枚組。ストーンズトラフィック、アニマルズなどの「白人R&Bバンド」のルーツを探るべく、ここいらへんの「R&B」を貪るように聴いていた小僧だった僕にすれば、これまた夢見心地な”耳福の時”を与えてくれる宝物のような一品であるわけです。


 復活Staxの第一弾契約アーティストはIsaac HayesAngie Stone。これからどんな「伝説」を生み出してくれるのかとっても楽しみ。


 いかついアイザック・ヘイズの「シャフトのテーマ」。ん〜名曲。

 
 こちらはレーベル最古参のアーティスト、ルーファス・トーマスの「Walking The Dog」。ん〜、犬顔。

Stax 50th: 50th Anniversary Celebration

Stax 50th: 50th Anniversary Celebration